前原誠司国家戦略相は29日、自身の政治団体「まえはら誠司東京後援会」の「主たる事務所」を秘書が住むマンションに置き、事務経費を計上していたことを明らかにしたうえで、「(事務所の)実態はある」と述べ、問題はないという認識を示した。内閣府で記者団に語った。
この後援会の政治資金収支報告書によると、「主たる事務所」は東京都江東区のマンションの一室にある。経費の支出欄には2006〜10年の5年間で計約893万円の人件費など1千万円を超える経費を計上。登記簿では前原氏の男性秘書の所有になっている。
前原氏は活動実態について「秘書が16年来、政治資金パーティーの企画立案やパーティー券の販売をしている」と説明。そのうえで「年1回のパーティーのため常駐の事務所を構えるのはコストがかかるため、秘書の自宅を『主たる事務所』とした」と語った。また、地元選挙区の京都に置かなかった理由は「パーティー券の販売の大半は東京で行っている」とした。