政府は、この冬の北海道の節電目標を一昨年の冬に比べて7%以上とする方向で最終調整に入った。今年5月から北海道電力泊原発(泊村)が止まっており、暖房などで夏よりも需要が増える冬に、電力不足の恐れがあると判断した。
北海道電力はこの冬、泊原発が止まったままでも電力にどれだけ余裕があるかを示す「予備率」を5.8%と見込む。最低でも必要な3%を上回るが、本州の電力会社から電力を融通してもらう量が限られるため、火力発電所のトラブルが重なれば急に電気が足りなくなる心配がある。
このため政府は、この夏に設けた7%以上の節電目標にする方向で、地域ごとに順番に電力を止める「計画停電」の回避をめざす。
ほかの地域では数値目標をたてず、夏に続いて全国(沖縄県を除く)で節電をよびかける。