【本間沙織】民主党衆院議員の中野寛成(かんせい)・元衆院副議長(71)=大阪8区、11期目=が5日、大阪市内で記者会見し、今期限りでの政界引退を正式表明した。
民社党、新進党、新党友愛を経て民主党に合流した中野氏。政治人生を「二大政党制のもとに政権交代を実現できたのが達成感の一つ」と振り返り、自らや妻の病気にも触れて「ここら辺が潮時」と述べた。
ただ、得意のだじゃれや警句も交えた弁舌は、最後まで健在だった。石原新党などの動きを念頭に「年寄りの火遊びはやめてほしい」とちくり。「民社党は第三極のはしりだったが、支持団体や組織とかしかるべき準備があった。現時点の第三極は、散極か乱極。責任を持って政治を担うことが可能なのか。野心家が多すぎ、戦国時代のようだ」と疑問を投げかけた。
民主党側は松岡広隆衆院議員(30)=比例近畿=を後継候補に検討している。