【ワシントン=尾形聡彦】米財務省は4日、ガイトナー米財務長官が今月10〜11日に訪日すると発表した。オバマ大統領が12〜13日に来日するのを前に、鳩山政権の主要閣僚らと両国の経済問題を協議し、連携を深めるのが狙いだ。ガイトナー長官が就任後に訪日するのは初めて。
ガイトナー長官は、12日にシンガポールで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)財務相会合に出席するのを機に訪日する。米国が過剰消費で経常赤字を増やし、日本などの輸出国が経常黒字を拡大させる「世界的な不均衡」の是正策などを協議するものとみられる。
ガイトナー長官は5月末に中国を訪問。米財務省幹部らは「年内に長官の訪日を実現したい」として、調整を続けていた。ガイトナー長官は90〜92年に金融担当の米政府職員として、東京の米大使館に駐在していたことがある。