郡司彰農林水産相は6日、今冬も南極海の調査捕鯨をする方針を表明した。農水省は調査母船を改修するため見送りも検討したが、改修を2回に分けて航海に出ることにした。ただ、調査捕鯨は資金繰りが悪化しており、事業そのものが厳しくなっている。
調査母船「日新丸」(8千トン)の1期工事は10月から始まり2カ月ほどかかるという。その後、12〜1月ごろに日本を出港し、2期工事のため3月末に日本に戻る。通常よりは漁期が短くなり、捕鯨頭数も例年より少なくなりそうだ。
調査捕鯨は農水省所管の日本鯨類研究所(東京)が運営するが、実際に働いているのは船団を持つ共同船舶(同)だ。その共同船舶が、進水から25年たつ母船改修のために今冬の見送りを提案した。