来春に開学予定だった3大学の新設が「不認可」とされた問題で、田中真紀子文部科学相は7日の衆院文部科学委員会で「現時点で不認可の処分を行っていない」と強調した。野党議員の追及に、苦しい答弁に終始した。民主党内からも批判の声があがっている。
田中文科相は答弁の中で、3大学が不認可と報じられたことについて「(取材が)廊下での立ち話だったから正確なことを申し上げられなかった。事務方も真意をくみ取れず、誤解を招いた」と説明。「現在、不認可という処分は行っていない」と繰り返した。
そのうえで、新たな設置基準を設け、3大学を改めて審査する考えを表明。自民党の下村博文・衆院議員が「現行のルールに基づいて申請しているのに、そのルールを認めないのは大臣の暴走、横暴だ」と批判すると、「認可には大臣の政策的判断の余地がある」と答弁。「批判は覚悟のうえでやっている」と述べた。