【河口健太郎、座小田英史】野田佳彦首相は8日の衆院本会議で、地方交付税の9月分(約2.1兆円)の支払いが遅れたことで、道府県がお金を借りざるを得なくなり、約5700万円の金利負担が発生していたことを明らかにした。政府は11月分の交付税の配布も遅らせており、自治体ではボーナスの支払いが滞るなどの影響が出ている。
「国政政党の駆け引きのつけを地方が払うのは理不尽だ」。8日の衆院本会議で松浪健太議員(維新)がこう批判した。
地方交付税は毎年4回(4、6、9、11月)に分けて自治体に支払われるが、今年は、赤字国債を発行する特例公債法案が成立していないため、政府は道府県分について9月分を月ごとの分割払いにした。