日米両政府はオバマ大統領の再選を踏まえ、20日に開かれる東アジアサミットの際に首脳会談を開催する調整に入った。野田佳彦首相としては尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化で日中関係が悪化するなか、日米同盟の意義を再確認する場にしたい考えだ。
首相は8日の衆院本会議で「日米同盟は我が国の外交・安全保障の基軸であり、東アジアの安全保障環境が厳しさを増すなか、重要性は増している。引き続きオバマ大統領との間で日米同盟を発展させていく」と強調し、同盟関係の深化を目指す意向を示した。
日米首脳会談を前に、長島昭久防衛副大臣が9日から訪米し、パネッタ国防長官やカーター国防副長官と会談。2期目のオバマ政権と米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や「日米防衛協力のための指針」(ガイドライン)の再改定について協議を始める予定だ。