【川田惇史】大阪市は14日、橋下徹市長が掲げる大阪都構想に向け、24行政区を再編して発足する特別区の区割り素案を公表した。人口267万人の市を5区か7区にまとめる計4案。橋下氏は2015年春に府市再編と特別区発足を実現する目標を掲げており、府・市議会との議論を経て最終案を絞り込み、住民投票にかけることになる。
素案は、8、9月に就任した公募区長のうち10人で構成するプロジェクトチーム(PT)が9月から6回の会合を重ねてまとめ、14日の市有識者会議で報告された。
橋下氏は昨年の市長選では大阪市を8、9区に分割、再編すると主張していた。ただ区長PTは、将来の人口減を考えれば8、9区では自治体としての規模が小さくなりすぎるとし、2035年時点の推計人口で検討。人口45万人規模の5区か、30万人規模の7区を軸とすることにし、歴史、地域的な結びつきや鉄道、道路のつながりなどを考慮して線引きした。