野田佳彦首相は17日午前、第三極の中で連携の動きが活発化していることについて、「小異を捨てて大同につくという言葉を安易に使ってしまうが、小異でない、大事なものを捨ててくっつくのは野合になる」と述べ、石原慎太郎氏が共同代表を務める太陽の党と、橋下徹大阪市長率いる日本維新の会などの合流の動きを強く批判した。
視察先の東京都内の高校で記者団に語った。首相は、原発や消費税などをめぐり太陽の党と維新の会に政策の不一致があることを念頭に「税金はどうするのか、TPP(環太平洋経済連携協定)を含めた経済はどう考えるのか、外交・安保はどうするのか」と指摘。「そこと論戦と言われても困る。軸が何なのか分からない」と語った。
首相はさらに事実上の選挙戦が始まったことについて「勝利を目指し、これからの4年間も民主党政権を続けられるよう全力を尽くしたい」と語った。