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野田政権は民主、自民、公明3党が月内設置で合意した社会保障国民会議の会長に清家篤(せいけあつし)・慶応義塾長(58)を起用する調整に入った。19日の3党実務者協議で他の委員とともに示し、3党が大筋で了承した。野田佳彦首相が委員を任命後、委員の互選により正式に選出される。
委員はほかに増田寛也元総務相、伊藤元重東大大学院教授、宮本太郎北大大学院教授ら計約15人。社会保障国民会議は今後の社会保障制度改革を議論する場として、今年6月の消費増税をめぐる3党合意で設置を決めた。3党が出し合った委員の推薦リストをもとに、政権側が人選した。19日の3党実務者協議では、民主党の細川律夫元厚生労働相は「会長(の選出)はあらかじめ与野党でお願いする」としていた。
清家氏は慶大卒で、慶大商学部教授などを経て2009年5月から塾長。労働経済学が専門で、自公政権で国家公務員制度改革推進本部の事務局長、民主党政権では東日本大震災復興構想会議委員などを務めた。