【村野英一、菊地雅敏】前町長名で支持者にウナギのかば焼きが贈られ、町長と町議会がともにリコールされた山梨県西桂町で、町長と町議会の出直し選挙が20日、告示された。町長選には、前町長派とその反対派が歩み寄って擁立した新顔の統一候補しか届け出がなく、無投票で当選が決まった。
当選したのは前町教育委員長の小林千尋氏(62)。小林氏は当選後、「公正な行政運営で融和が生まれる」と述べ、対立した町民の融和を重視する考えだ。
小林氏を支持した勝俣武さん(59)は「町は二分されたが、両派の若手が話し合い、町長を決めた。対立で落ちた町のイメージを上げるために町民が一丸になる時が来た」と再出発に期待する。