■石破茂・自民党幹事長
首長、市長とか知事とか、そういう方々の兼職禁止規定をとっぱらい、国会議員になれるようにすべきとの話で、大都市の経営をした者が国会に参画するという話だが、日本は大都市だけで成り立っているわけではない。
さらに言えば、知事であるとか、市長であるとか、そういう方々は、行政の長なので大きな権力をもっている。そういう方々がそういう権力をお持ちのまま選挙を行うのは、どういうことなのだろうか。「なんとか知事」のまま選挙に立候補すれば、それは実際の選挙違反は当然なさらないが、権力を背景に選挙を行うのはどういうことか、私にはわからない。また、知事であれ市長であれ、大変な激職で、副知事、副市長に任せればいいという話ではない。首長職と国会議員というものが、両立しうるものなのか。(兼職禁止規定が外れれば来夏の参院選に立候補する意欲を示した橋下徹大阪市長らを念頭に、講演で)