野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の安倍晋三総裁による党首討論が、29日にも実現する見通しになった。民主党の呼びかけに対し、安倍氏が24日夜、応じる意向を示した。民主党は26日に自民党に正式に要請し、詳しい日程や形式について協議する。
首相は24日、東京都内で記者団に「私はいつでも結構。首相を選ぶ選挙だ。与野党の第1党の党首の議論を行って、違いを国民に知っていただくことは意義がある」と述べた。首相ペースだった14日の国会での党首討論の再現を狙う。
これに対し安倍氏は24日夜、記者団に「一対一で受ける。本来なら公明党など他党もチャンスが与えられるべきだが、首相が希望するなら政策議論を深めるのは大切だ」と語った。当初は「民主の手には乗らない」(自民党幹部)と拒む方針だったが転換。公明党の山口那津男代表に連絡し、了承を得たという。