現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 地方政治
  4. 記事
2012年11月29日13時21分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

首都の進路、継承か転換か 東京都知事選告示

表:東京都知事選の候補者拡大東京都知事選の候補者

 石原慎太郎前知事の辞職に伴う東京都知事選が29日、告示された。4期13年余り続いた石原都政の刷新か継承かが大きな焦点だ。東京五輪招致の是非や脱原発についても論戦が繰り広げられる。投開票は来月16日で、首都決戦は衆院選とダブル選挙となる。

 石原氏が後継者として名をあげた猪瀬直樹氏は、JR新宿駅西口で「東京は国に言うべきことを常に言う。東京から日本を変えていく」と石原都政の継承をアピール。石原氏や橋下徹・大阪市長が応援に駆けつける中、防災対策など副知事時代の実績を強調した。

 「脱原発」を目指す市民らの声に推され立候補した宇都宮健児氏。JR有楽町駅前の第一声に菅直人前首相や共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首が駆けつけた。「首都から脱原発を推進する。東京電力に株主として原発の廃炉を提案する」と強調した。

 松沢成文氏は、前回都知事選で石原氏から後継を打診されたが、石原氏が翻って4選出馬し、立候補を見送った。東京・日本橋での第一声で「新銀行東京は大失敗」として清算を主張。「肥大化した無駄ばかりの都庁をしっかり行政改革していく」と訴えた。

 「都知事は色々な経験をした人が務めないといけない」。笹川尭氏は浅草・雷門前の第一声で自身の実績を強調した。衆院当選7回で自民党総務会長を務めたベテラン。「官僚の悪口を言うのは大間違い。役人に給料以上の仕事をさせるのが知事の仕事」と訴えた。

 「前都知事の継承ではなく、新しい東京をつくる。国際力、創造力、愛国心を持ち合わせているのは私のみ」。JR渋谷駅前で第一声を上げた中松義郎氏は、6回目の都知事選立候補。前回の「ドクター・中松」ではなく本名で届け出て、意気込みを示した。

     ◇

■東京都知事選の主な政策の争点

・新銀行東京 都が出資し経営再建中の銀行の存続の是非

・五輪招致 2020年夏季五輪の東京招致の是非

・脱原発 脱原発か原発維持・推進か

・行政改革 民間委託を含む行政スリム化をどう進めるか

・教育改革 いじめ対策や学力向上をどう進めるか

PR情報
検索フォーム

おすすめ

デザインの秘密からあの高さを支える建築最新技術まで、誰かに語りたくなるうんちく満載!

日本列島に広がる危険な斜面には、自治体にも把握されていないリスクが伏在している。

豊かさと危険性――原子力災害に行き着くまでの福島県双葉地方の変質をたどる。

軍事的にも、経済的にも最も影響を受けかねない沖縄から、尖閣問題の論点をとらえ直す。

気鋭の哲学者や歴史学者らが説く中華思想の本質。厄介な隣人との付き合い方をさぐる。

「水と油」の2人による解散をめぐる攻防。そして第3極が動き出した――。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター