米国に親しみを感じる人が8割を超え、過去最高になったことが3日、内閣府による「外交に関する世論調査」で分かった。落ち込んでいた中国への親近感も少し持ち直した。東日本大震災での両国の支援が追い風になったようだ。
米国に「親しみを感じる」と答えた人は、「どちらかというと感じる」(40.5%)も含めて82%。1978年の調査開始以降で最高だった昨年(79.9%)を上回った。内閣府の担当者は「米軍が『トモダチ』作戦を通じて献身的な支援を行ったことで、国民が特別な絆を感じたことが一つの要因」と分析する。
一方、中国に「親しみを感じる」とした人は「どちらかというと」(20.8%)を含めて26.3%(前年比6.3ポイント増)。尖閣諸島沖の漁船衝突事件の影響で前年から20ポイント近く落ち込んだ昨年から盛り返した。ただ、長期的には中国に親近感を覚える人は減る傾向にある。