2009年の圧勝から一転、民主党が惨敗した衆院選。05年の前々回以来、当選者が「自公→民主→自公」と振り子のように揺れ戻った選挙区は、全国で半数近い145に上った。朝日新聞の出口調査では、前回は民主を押し上げた層の離反がくっきり見える。比例区の得票率も、結党以来最低に落ち込んだ。
05年は自民・公明、09年は民主(一部は社民)が選挙区で勝ち、今回はまた自公が議席を取り戻した「振り子現象」。首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉各都県)では計71選挙区中、約7割の49区を占めるなど都市部に多くみられる。
大阪府では、今回初めて衆院選に臨んだ日本維新の会が民主の議席を奪った選挙区が多く、自公への「振り子」は7選挙区にとどまる。だが、前回は民主が15選挙区で全勝した愛知県では、自民が05年に得ていた9議席を取り戻し、さらに4議席を上積みした。