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冷泉家 王朝の和歌守展
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見どころ見どころ

1、冷泉家「奇跡の文庫」の精髄 国宝・重要文化財を一堂に1、冷泉家「奇跡の文庫」の精髄 国宝・重要文化財を一堂に

写真
御文庫外観

 京都・冷泉家邸内にある貴重な書物、古文書類を収める土蔵「御文庫(おぶんこ)」は、京の都を焼き尽くした天明の大火(1788)をはじめとする災禍から免れ、歴代が800年の歴史の中で収集してきた古典籍を現代に伝えています。本展では、この「奇跡の文庫」とも呼べる、冷泉家のコレクションの精髄を一挙に公開します。

 国宝5点を含む国宝・重要文化財約300点以上を含む、合計370点以上という質量ともに最高の史料が出展されるのは、今回が初めてとなります。


2、日本文学史の「源泉」を体験2、日本文学史の「源泉」を体験

定家筆の人形
「朝儀諸次第 朝所(ちょうぎしょしだい あいたんどころ)」(藤原定家筆 鎌倉時代前期)から定家筆の人形。人形を自分に見立て儀式の予行演習をしました。

 長い歴史を通じて宮廷文化の華である和歌をリードしてきた冷泉家には、日本文学の本流が息づいています。実は、われわれが親しんでいる「古今和歌集」「源氏物語」といった古典のテキストは、藤原定家書写本の流れをくむ本を活字にしたものです。本展では、名作の「源泉」を確かめることができます。


3、古筆と料紙の美しさを愛でる3、古筆と料紙の美しさを愛でる

実方中将集
実方中将集

 本展で紹介する藤原俊成、定家、為家、冷泉為相らの書籍は、歴代当主が座右に置いてきたもの。木版で文様を刷り込んだ唐紙、草木染め、墨流し、金や銀で箔加工されたものなど、美しく装飾を施した料紙を用いて丁寧に仕立てられています。書と紙の繊細な風合いや個性的な色合わせなど、粋を極めた不易の美の輝きを心ゆくまでご堪能ください。
※ 平安時代から鎌倉時代にかけて書かれた和様の名筆をさして古筆といいます。

4、天皇家との深いかかわり4、天皇家との深いかかわり

仁孝天皇宸翰和歌懐紙
仁孝天皇宸翰和歌懐紙

 天皇や院の命で編まれた勅撰和歌集の撰者を輩出し、歌道師範を務めた冷泉家には、歴代天皇の書「宸翰(しんかん)」が多数、残されています。天皇の御衣(おんぞ)を拝領し、その裂(きれ)を使って表装されているものもあり、宮廷が華麗な色彩に満ちていたことを今に伝えています。本展では、展示替えも含めて計約30点の宸翰を展示する予定です。


※作品保護のため、前期と後期で全作品を入れ替える予定です。
前期:2010年4月17日(土)〜5月9日(日)
後期:2010年5月12日(水)〜6月6日(日)

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