「ぬれ落ち葉」に警戒 妻の不安と不満

<Reライフアンケート>定年後の夫婦関係

更新日:2017年04月16日

 「家事を分担したいが、どうしたら夫が動いてくれるのか」「要求が増えてわずらわしい」――。朝日新聞の朝刊Reライフ面で実施した「定年後の夫婦関係」に関するアンケートの女性の回答には、深い悩みと不満などがつづられていました。退職後に「関係が悪くなった」理由には、夫の「ぬれ落ち葉」状態への反発も読み取れます。定年前であっても拘束されるのでは?といった警戒心があり、なかには「離婚という文字が頭をよぎる」という背筋が凍る回答も。

 ただ、関係が悪くなったケースばかりではありません。4月16日付朝刊Reライフ面では、記者が良好な事例を中心に深掘り取材し、「家事分担 どうするべきか」という記事にまとめています。


定年前、募る不安

 ●定年後のことは何も準備していない。正直なところ、定年後に毎日夫が朝から晩までテレビの前で動かない日々が続くのかと思うと、話し合う気にもならない。(福岡県 45~49歳)

 ●定年まで健康でいられるかわからないし、夫はあまり具体的に考えてない。定年になってからが怖い。(神奈川県 50~54歳)

 ●定年後の準備はしていない。私の中では離婚をしたいかなと思う。(愛知県 50~54歳)

 ●希望として家事を半分ずつ分担したいが、どうしたら夫が動いてくれるのか。人生の先輩からよいアドバイスをいただきたい。(東京都 50~54歳)

 ●65歳で定年になる夫(55歳)は早期定年が希望で、「できれば60歳までに自由の身になりたい」と言っている。とりあえずあと5年働いてもらえれば、なんとか暮らしには困らない程度の蓄えはできそうだが、夫の定年後「私の自由」は確保されるのかな?と多少不安。(海外 55~59歳)

 ●会社経営なので定年がない。地獄。(滋賀県 50~54歳)


定年後に関係悪化

 ●一日中一緒なので、3食の世話がうっとうしい(宮城県 65~69歳)

 ●今まで家にいない人が家におり、どうしてもイライラしてしまう。家にいることでお互いのいろいろな面が見え、ついつい文句が多くなる。一日3食を作り、本人は当たり前のようにそれを食べ、家事など手伝う気もまったくない。彼のやったことは食洗機を購入して設置したことと、「外で食べよう」ということだけ。もったいないので家で食べるのだが。(東京都 60~64歳)

 ●一緒にいる時間が増えた分、相手の性格、考え方、欠点など、自分と合わない面が目につくようになった。(滋賀県 60~64歳)

 ●夫は自由時間100%。私はまだ働いているのに自分が暇なので、いろいろ要求が増えてわずらわしくなっていた。離婚という文字が頭をよぎることも。(埼玉県 65~69歳)

 ●以前からあまり仲良くなかったが、退職後は金銭的なことで言い合いが多くなったように思う。(千葉県 55~59歳)


ひと山越えたけど…

 ●定年退職後1年ほどは、お互いのリズムがかみ合わなくてぎくしゃく。主婦の私は主人がいつもいることで好きな時間に好きなことが出来ず、イライラすることが多かった。その時期を通り越し、やっとお互いに不可侵の時間が持てるようになったが、最近は主人が持病でこれまで手伝ってくれていた家事を出来なくなり、自分の時間が取れなくなってきている。(神奈川県 75~79歳)

 アンケートは、2月13日~3月10日にウェブのReライフページで実施。「定年後、夫婦関係は変わりましたか?」「定年退職前の方で定年後の夫婦関係について話し合ったり、準備をしたりしていますか」といった問いに377人(男性203人、女性174人)が回答しました。

 6月の紙面にむけて、「とっておきの節約術」「プチ贅沢」の2テーマでアンケートを実施中(2017年5月11日まで)。詳細はコチラからご確認ください。


*読者会議の詳細についてはこちら(http://www.asahi.com/relife/dokusha)をご覧ください。

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