シャキッと生きたい、「でも花柄もいいのかな」

<連載>50代から輝く 100人のキレイ

更新日:2017年06月12日

「個性あるものを身につけて」とスタイリストの石田純子さんからのアドバイス。連載「50代から輝く 100人のキレイ」第13回ではおしゃれにみせるアクセサリー選びのコツを紹介します。無難なデザイン・素材ではなく、雰囲気のある、個性的なアクセサリーや小物にどんどん挑戦していきましょう。

★ きょうのファッションポイントは?
石田さんの本をほとんど熟読しています。普段はほとんどパンツなのですが、同窓会や気分があがる時、おしゃれな会に出かけるときは、花柄を着ます。今日のイベントもです。ネイビーの花柄ワンピースに、同じネイビーのテーラードのジレを合わせました。かわいらしさに、普段の自分の「シャキっと」感も入れたくて、ストレートなデザインのジレを選びました。おしゃれが大好きと言っているわりには自信がないです。


おしゃれポイント&石田さんのアドバイス

 すごくキレイにネイビーでそろえています。
 その中でまず、ネックレスを変えました。襟ぐりとネックレスのカーブが合っていないんです。ラウンドネックのラインに並行にパールがあり、カーブが少し、ずれてしまっています。丸のものに丸をあわせるのは難しい。好みもありますが、ズレのために、だらしなく見えてしまうことがあるんです。それよりも、ネックラインを通過してポイントがあるアクセサリーを合わせることで、フェースラインがすっきり見えます。
 ワンピースの上のベルトはなくて良いと思います。あえてするなら、上着の上からベルトをしてXライン。でも、やっぱり今日の場合、ない方がいいでしょう。
 また、テーラードのジレが、ワンピースに対して、ちょっと堅い。このワンピースのエレガントな良さを生かすなら、柔らかいカーディガンの方がいいと思います。顔立ちがはっきりしているから、(ご本人がおっしゃる通り)バシッとしたものも似合うと思いますが、柔らかいものも似合うと思います。
 パールのネックレスは万能選手。間違いじゃない。でも、間違いない、邪魔にならないということは逆に、アクセントにならず、個性がない、つまらないものとも言えるのです。雰囲気のある、個性あるものを身につけてこそ、おしゃれが生きてきます。


あなたにとって「おしゃれ」とは?

 知性が出るもの。例えば、ショップの店員さんが、なんとはない白シャツを着ていても、対応がきちんとしていると、その知性は服に表れる。芯がある人か、ちゃんと考えている人かは、服に出ると思います。
 ここ15年程、パートの仕事を時々してきましたが、いつも専門的な仕事を選ぶようにしてきました。社会で起きていることについて話ができなかったり、ちゃんとモノを考えていないことは、この年になったら許されない。仕事も、「やるなら究めたい」という気持ちがありました。PTAも中途半端に関わるよりは、責任ある仕事を引き受けることで、コミュニケーション力やまとめる力、説得力を鍛えられる場だと思って取り組んできました。社会に起きていることについて、自分の考えを持って人と話ができる自分でいたい。
 だけど、年を取ると、内面がおじさんになったり、言葉が強くなったり、近寄りがたい人になってしまうこともある。
 自分自身は、シャキッと生きたいと思う一方、かわいいものに憧れもある。でも、あまり「甘め」になり過ぎると、落ち着かない。今日は、普段の自分をバージョンアップしたくて参加した。今までとは、ものすごく違う自分になりたかった。
 すてきだな、と思われる生き方をしていないと、生きているかいがない。そして、女性はどんなに生き方が良くても、おしゃれじゃないと。着せられているのと、着こなすのとは違う。ただかわいいだけでなく、自分の芯にあるものを表現できるのが、おしゃれだと思う。


久保 晴美さん 60~64歳 神奈川県
今日撮影した自分の姿に点数をつけるなら、何点ですか? その心は?

足りない点数は「もっと変わりたかったから」。花柄に柔らかなカーディガンという組み合わせは、自分でも選ぶことがある。これだと、夫からは「いつもの格好だな」と言われてしまいそう。やっぱり、誰よりも夫に褒められたいから、今日は70点。
今欲しいファッションアイテム 全体、靴
社会貢献活動、していますか? 関心ある集会・イベントにできるだけ参加しています。おしゃれは内面からだと思うので。
趣味はありますか? ミュージカル鑑賞、美術館めぐり
これから始めたいこと:健康体操
人生100年時代、100歳の自分はどうありたい? 不安はありますか?
まだまだ前を向いて変化を続けていられたらいいなと思います。お化粧やおしゃれもしていたいです。毎日、新聞を読んで、社会に関心を持っている100歳になりたい!!
お手本にしたい人(ファッション、生き方、ライフスタイル)とその理由
八千草薫さん
優しくて品の良さが際立っていますが、意思の強さが感じられ、人間として尊敬しています。

 「<連載>50代から輝く100人のキレイ」は、スタイリストの石田純子さんを講師に招いて開かれたイベント「きょうもキレイ」撮影会&大人の着こなし講座の採録です。
 石田さんが店内のアイテムを使って、参加者へファッションコーディネートを提案。一人ひとりに合わせ、5~10分程度の短時間でスタイリングのコツをアドバイスしました。

シリーズ「<連載>50代から輝く100人のキレイ」ページで、シリーズの一覧記事をご確認いただけます。 「50代以上の女性へエール 頑張りすぎないオシャレを」でも掲載しています。

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