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散骨や樹木葬、約4割が希望 遺族は賛成? 

<Reライフアンケート・みんなの体験談>お墓についての悩みは?

更新日:2017年11月06日

 Reライフ面の読者に聞いた「お墓の悩み」シリーズ2回目は、「自分自身の遺骨はどうしたいか」です。散骨や樹木葬を希望する方が約4割にも及びました。ペンダントや宝石などにして遺族の手元に置いてほしいと願う人や「廃棄物として処理してほしい」ときっぱり答える方もいました。


墓は負担、だから散骨

●結婚した娘が1人います。娘に負担をかけたくないので、延命措置、胃ろう、葬式は不要と宣言しています。「骨は大好きなハワイの海にまいてね」とも伝えています。(兵庫県 女性 50~54歳)

●「散骨して」と遺言しています。離婚して再婚しました。今の夫のお墓は遠いし、入る気になれません。実家のお墓にも入りたくありません。子どもたちが、お墓参りに来るとも思えません。いっそのこと散骨したほうが気楽だと思いました。日常生活の中で、ふと故人を思い出したら、それがお墓参りに代わると思います。(埼玉県 女性 55~59歳)

●嫁ぎ先より実家のお墓に入りたいのが本音。でも、そうはいかないだろうから、遺骨というより遺灰にしてどこかにまいてもらいたい。(島根県 女性  60~64歳)

●私の家には墓はありません。妻は墓を作ることを提案しましが、私は反対しています。妻は実家の墓に入ると言っています。私は海に散骨してもらう予定です。また、2人の子どもと4人の孫には家族の歴史と思いを1冊の冊子にまとめて渡しています。死ぬ前までに回顧録を作って一族の心に生きて居たいと思います。(兵庫県 男性 65~69歳)

●本当は海に散骨してほしいが、夫に反対されました。(東京都 女性 55~59歳)

●妻はどうでるかわかりませんが、自分の遺骨は母の故郷の海にまいてほしいと思います。(神奈川県 男性 60~64歳)

●海へ散骨したい。できれば、生前に予約したいが、実行されるのかが気になる。(神奈川県 女性 45~49歳)


樹木葬で自然にかえりたい

●生まれ育ったのは、自然豊かな土地だったので樹木葬にしてもらえればと思っています。再び自分は自然の中に帰っていくという気持ちでいます。娘たちに負担をかけさせたくないのが、本音ですが。(神奈川県 女性 55~59歳)

●すでに夫婦で入るお墓を決めました。お墓と言っても樹木葬なので今は1坪程度の土地にプレートがあるだけ。2人が死んだら、その下に埋めてもらいます。30年経ったら合同の墓地に埋葬してもらうことになっています。息子たちが将来どこに住んでいるのかわからないので私たちで終わりにしても良いようにしました。息子たちも納得しています。(千葉県 女性 65~69歳)

●樹木葬にします。夫の実家にお墓がありますが、私たちには娘しかいないのと、夫が実家のお墓に入りたくないため、夫の妹に墓は引き継ぎました。海洋葬は娘が反対したので、樹木葬になりました。(東京都 女性 55~59歳)

●現在1人です。16年一緒にいてくれた大切な家族の猫と樹木葬と思っています。立派な墓石でなく、愛する猫と土にかえり、毎年、白い夏ツバキの花になりたいです。(茨城県 女性 50~54歳)

●本当は樹木葬を願って、探していました。1本の木の下に1体または家族のみ眠れるような樹木葬を願っていました。でも首都圏での樹木葬は大勢の遺骨が隣り合うような形で合葬されるのがほとんどです。諦めて、市内の海が見える墓地を買ってお墓を作りました。(神奈川県 女性 70~74歳)

●自分自身は個別の樹木葬30年後、合葬を希望しています。子どもたちが墓を訪れるのも年齢的に30年が限度だと思います。私としてはできるだけ近い場所に考えています。しかし親、親戚らには先祖代々の墓に……という考え方が蔓延(まんえん)していて、困っています。(東京都 男性 60~64歳)


散骨、樹木葬に異議あり

●普通に葬儀をしたほうが、残った人が困らないと思います。父が海への散骨を希望していたのですが、母はどうしたものか困り果て、結局、焼き場で灰を分けてもらい、それを家族で海に流しに行きました。お墓に何もないのも何となく変だし、かといって本人の希望を無にするのも気になる。灰をもらうにしても、親戚が参列している中で係に言うのは大変でした。(神奈川県 女性 60~64歳)

●80歳になる父が、海への散骨を希望し、「お墓はいらない」と言っています。父は次男のため、新たに買うことを考えると楽で良いようにも思いますが、いざ散骨となると勇気が持てるか不安です。(東京都 女性 45~49歳)

●以前から樹木葬に関心があり、市内の長男宅から近い所に2区画隣り合わせで買い求めた。一つは自分の両親用で母の七回忌が済んだら墓仕舞して移す予定である。散骨でも良いと思っていたが迷惑に感じる人がいると知り、子どもたちもかえって負担が大きいかと改めた。(広島県 女性 65~69歳)


小さくなって遺族のそばに

●少しだけ小さな石にして、奇麗なオルゴールに入れ、娘に渡したい。残りは好きだった場所に少し埋めて欲しい。(東京都 女性 50~54歳)

●一人娘に遺骨ダイヤなどにして手元に持っていてほしい。(東京都 女性 55~59歳)


最後は無 何も残さない

●火葬場で処分してほしい。お世話になるのは、火葬まででよい。(東京都 女性 50~54歳)

●焼いたら拾わないでどこへでも邪魔にならない場所に埋めるなりして消滅させてほしい。(和歌山県 女性 55~59歳)

●自分の遺骨をどうしたいかは、残った人たちが「私自身」をどのように「葬りたいか?」で決まることだと思う。魂のよりどころをいずこに求めるのかは、生き方の反映でもあると思う。願わくば、皆共に我が家の墓地に眠りたいものだ。(岐阜県 女性 60~64歳)

 アンケートは、9月8日~10月5日にウェブのReライフページで実施。「お墓についての悩みありますか」という問いに421人が回答した(49歳以下 10%/50代 35%/60代 38%/70代 14%/80歳以上 3%)。11月5日付朝刊Reライフ面では、さらに記者が深掘り取材し、「【読者会議】お墓 行く末どうすれば」という記事にまとめています。

 Reライフ面では月替わりのテーマで皆さんの意見や体験談をお寄せいただき、紙面で取り上げます。12月紙面アンケートのテーマは「ペットとの一番の思い出は」「『ここぞ』という時に食べるものは何ですか」「冬を快適に過ごすおすすめの方法は」の3題です(11月9日締め切り)。詳細は「ペットとの一番の思い出は? 12月のReライフ面アンケート」ページでご確認ください。回答を踏まえて記者が取材をお願いすることや、紙面だけでなくウェブページで回答を掲載する場合があります。


*読者会議の詳細についてはこちら(http://www.asahi.com/relife/dokusha)をご覧ください。

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