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2012年4月4日19時39分
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皇居にホタルが飛び交うまで 多摩動物公園元園長明かす

写真:「武蔵野の原風景」を思わせる皇居内の雑木林=矢島稔さん提供拡大「武蔵野の原風景」を思わせる皇居内の雑木林=矢島稔さん提供

 皇居・吹上御所の庭にホタルが定着するまでの経過を多摩動物公園(東京)の元園長、矢島稔さん(81)が近著で明らかにした。昭和天皇が「武蔵野の原風景」を目指してコナラやクヌギを植えさせた雑木林は、夏になると数百匹のホタルが飛び交う。「ホタルの権威」が38年間にわたり取り組んだ成果だ。

■昭和天皇が希望、8年間で1万6千匹放流

 1972年10月、宮内庁庭園課から矢島さんに電話があった。昭和天皇が皇居内でホタルを定着させたいと希望しており、可能性を調べて欲しいとの依頼だった。昭和天皇はその前年6月、多摩動物公園を訪れ、建設中だったホタル飼育場に興味を持ち、水質維持や日射量について矢島さんに質問、「生態系をうまく再現した新しい試み」と感心していたという。

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