現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 記事
2012年12月1日02時19分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

水星に氷の証拠あった NASA探査機発見

写真:水星の北極の写真。赤く着色されている部分は、周回探査機メッセンジャーの観測で太陽の光が当たらない「永久影」と判明したところ=米航空宇宙局(NASA)など提供拡大水星の北極の写真。赤く着色されている部分は、周回探査機メッセンジャーの観測で太陽の光が当たらない「永久影」と判明したところ=米航空宇宙局(NASA)など提供

 【波多野陽】太陽に最も近い灼熱(しゃくねつ)の惑星、水星に氷が存在している証拠を、米航空宇宙局(NASA)の無人周回探査機メッセンジャーが見つけた。NASAなどのチームが30日付米科学誌サイエンス(電子版)に発表した。

 太陽から水星までの距離は、地球までの距離の0.39倍。表面温度は場所によっては400度以上に達する。しかし自転軸の傾きの関係で、北極や南極のクレーターの中には太陽光が当たらない「永久影」ができて零下173度以下になることがわかっており、「氷があるのでは」と考えられてきた。

 今回、メッセンジャーの観測で、水星の北極のクレーターに氷の存在を示す特徴的な明暗部分が見つかった。氷の体積は、琵琶湖の水の量の20倍程度に達するという。

 チームは水星の氷は有機物を豊富に含んだ堆積(たいせき)物に覆われているとし、「彗星(すいせい)や小惑星によって水星に運ばれたものだろう」と説明している。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

「風景」も検索可能に。膨大なリソースをかけるプロジェクトにはどんな狙いがあるのか。

地球外生命体の存在を信じる女性天文学者が未知なる世界への旅に出る、J・フォスター主演SF大作

羽生の頭の中で、将棋盤はどう再現されているのか。天才たちの頭脳を読み解く。

この宇宙はなぜここにあるのか。宇宙が始まる前には何があったのか。

宇宙飛行士の宇宙食と同じフリーズドライ製法で製造した食品。災害時の非常食などにもぴったり


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介

アンケート・特典情報

朝日新聞デジタル天文部