ここから本文エリア現在位置asahi.comトップ >  サイエンス > ニュース記事

アルツハイマー病の原因を血液で検査 試薬キット開発

2006年05月31日

 武田薬品工業の子会社、和光純薬工業(大阪市)は31日、アルツハイマー病の原因物質とされるたんぱく質「ベータアミロイド42」(A●42)の血液中濃度を測定する試薬キットを開発したと発表した。脳脊髄(せきずい)液など脳組織を検体とする試薬キットはこれまでもあったが、同社によると、血液を検体とする試薬キットは世界初という。同社は「血液なら容易に採取でき、アルツハイマー病の治療薬開発にもつながる」と話している。

 アルツハイマー病は、長い年月をかけて記憶障害などを発症する脳の神経変性疾患。発症原因は解明されていないが、脳にA●42が蓄積すると、脳の神経細胞が徐々に損傷されていくと見られている。

 試薬キットは樹脂性のプレート板で、微量でも反応する抗体の開発に成功、血液からでも測定できるようにした。今月から大学や研究機関、製薬メーカー向けに販売していく。

 ●はベータ



この記事の関連情報

朝日新聞サービス

ここから広告です
広告終わり ここからサブコンテンツへの直リンクメニューです
サブコンテンツへの直リンクメニュー終わり
∧このページのトップに戻る
asahi.comに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。 Copyright The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.