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ダイバーに人気のアカイセエビ=小笠原・父島で |
成長すると体重が4キロ、ひげを含めた長さが1メートル近くに達する巨大なイセエビが、小笠原諸島・父島の周辺に多数生息している。父島西部の水深15メートル付近では、暗い岩穴の中を十数匹のイセエビが歩き回る姿をみることができる。
これまで、分類学上の位置づけがはっきりしなかったが、三重大学の関口秀夫教授(海洋生態学)らの調査で、小笠原とその近海だけにすむ固有種であることが判明。昨年6月に、新種のイセエビとして海外の専門誌に論文が掲載された。
地元で「赤エビ」と言われてきたことにちなんで、和名は「アカイセエビ」となった。小笠原島漁協によると、年に5、6トン水揚げされる。資源保護のため漁期を限定しており、今年は11月上〜中旬にかけてエビかご漁が行われる。刺し身にして食べることが多く、大半は島内で消費されるという。