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京都のお寺にアライグマ被害 市が調査開始

2005年08月05日

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ある寺院の板壁に残るアライグマの足跡。この柱から梁(はり)に上っているらしい

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民家の庭に出てきたアライグマ=5月29日、京都市右京区嵯峨野で、川道美枝子さん撮影

 北米原産のアライグマによる被害が古都・京都の社寺で目立っている。世界文化遺産に登録されている社寺の中にも、建造物にツメ跡が残り、天井裏にすみついた例がある。繁殖力の強いアライグマが、生育に適した山に囲まれた古都で、爆発的に増える恐れがあり、京都市は調査を始めた。京都仏教会も5日、国などにアライグマ対策を求める声明を出す予定だ。

 京都市では10年ほど前からアライグマが目撃されている。痕跡は東山区、北区、左京区、右京区、西京区などの山沿いに集中。地元の環境保護団体「関西野生生物研究所」の川道美枝子代表によると、ペットが野生化したか、大阪府の山間部から移ってきた可能性もあるという。調査した同市の41社寺のうち、清水寺など31社寺で確認された。木登りの得意なアライグマは柱を登って天井裏に入り込むことが多く、柱などのツメ跡を指摘され、初めて侵入を知る人が多い。

 社寺は広い庭や池があり、夜は人気もなく、アライグマが繁殖しやすい環境だ。同研究所には「池の金魚が消えた」「屋根に穴を開けられた」などの報告が相次いでいる。

 京都市が今年初めから調査を始めたところ、予想以上に生息域が広がっていることが判明。京都府教育委員会は「緊急課題として野生動物対策室とも協力し、被害実態調査をするなどして対策を検討したい」と話す。

 アライグマによる被害は全国で広がっており、最も被害の多い北海道では04年度に1385匹が捕獲され、同年度に神奈川で977匹、大阪で222匹が捕獲された。アライグマ対策に詳しい北海道大大学院の池田透・助教授(保全生態学)によると社寺の被害は神奈川県鎌倉市でもあり、仏像を倒された例もあるという。また、岐阜県多治見市の名刹(めいさつ)・永保寺では国宝の観音堂にすみつき、屋根に大穴が開く被害があった。



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