地球観測衛星「だいち」のデータ送信機能で先月末に見つかった異常について、宇宙航空研究開発機構は14日、今後の画像取得に問題のないことが確認できた、と発表した。地上の受信設備で別の装置を使ったところ、正常にデータを受信できたという。
異常は、画像データを地上に送る予備回線で見つかり、平均で5%のデータが欠ける現象が起きていた。だが、その後、地上で別の受信装置を追加使用したところ、データの欠損は出なかった。
異常の原因は、衛星と地上設備との位置や相性による可能性もあり、まだ特定できていないが、宇宙機構は「今後の画像取得には支障ない」と判断した。だいちは1月24日にH2Aロケットで打ち上げられたばかり。近く試験観測を始めて、画像を公開する予定だ。