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火星に接近する探査機マーズ・リコネッサンスの想像図=NASA提供 |
米航空宇宙局(NASA)の火星探査機マーズ・リコネッサンスが米太平洋時間3月10日午後(日本時間3月11日早朝)に火星の周回軌道に到着する。NASAが発表した。探査機は超高解像度カメラや水の痕跡を探す観測装置などを搭載。従来の探査機よりも低い高度約300キロから大気や地表の様子を詳しく調べる。
探査機は昨年8月に打ち上げられた。火星を回る細長い楕円(だえん)の周回軌道に入り、約半年がかりで徐々に減速、観測用の低軌道に移る。11月には本格観測を始める予定だ。
「火星の気象衛星や、地表構造などの観測衛星の役割を担い、将来の本格探査の道筋をつける」と主任科学者のマイヤー博士は役割を強調した。
NASAは07年と09年に打ち上げ予定の2機の無人探査機を火星に着陸させ、11年以降には史上初めて火星から物質を持ち帰る探査機を打ち上げる計画。マーズ・リコネッサンスの観測は、こうした後続探査機の着地点選びなどにも役立てられる。