この冬は記録的な少雪になりそうだ。気象庁が25日、発表した2月〜4月の3カ月予報によると、2月も全国的に気温は高いと予想され、12月からの暖冬・少雪が続くとみている。北陸や東北では記録が残るこの半世紀で最も雪が少なくなりそうなペース。
冬型の気圧配置が続かないことが一因で、全国的に雪も少ない。1月2日が平年の初雪となっている東京都心でもまだ雪は降っていない。これまで最も遅かったのは60年の2月10日。統計が残る1876年以降、東京で雪が降らなかった冬はない。昨年のこの時期、90センチあった新潟県長岡市の積雪はゼロ。金沢市や富山市も積雪はなく、北陸全体では24日までの降雪量は平年比9%。記録的暖冬と言われ、これまで最低だった88年〜89年の30%(冬全体)を大きく下回っている。
東北の22%も過去最低で、仙台市や岩手県大船渡市では雪は舞ったものの降雪の記録はゼロ。近畿18%、山陰22%、東海50%など各地で少雪だ。
気象庁によると、全国的に平年より気温が高くなるのは01年〜02年の冬以来5シーズンぶり。この冬(昨年12月〜1月24日)の各地域の平年との気温差は南西諸島がプラス1.2度で過去3番目、東日本が1.0度で過去5番目の高さとなっている。