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タイタン、雲発見 土星の衛星「メタンの循環裏付け」

2007年02月05日

写真

タイタンの北極(上部)を覆う巨大な雲=NASA提供

 土星の衛星タイタンの北極地方を覆う巨大な雲を、米航空宇宙局(NASA)の土星探査機カッシーニが撮影した。タイタンは土星の最大の衛星で半径約2600キロ。雲の直径は2400キロで、地球でいえばアメリカ本土の半分の大きさに匹敵するという。

 NASAなどによると、北極地方は太陽光が当たらない「冬」から「春」になりつつある。昨年末と今年1月にタイタン北極上空を撮影し、分析した結果、巨大な雲と確認できたという。

 タイタンでは昨年末、カッシーニのレーダー観測で、メタンの湖が発見されている。NASAは、今回の観測によって、メタンの雨が降って湖ができ、蒸発して雲ができるという循環が起きているとの予想が裏付けられた、としている。

 撮影チームのフランス・ナント大のクリストファー・ソチン博士は「ここに雲があると確信していたが、こんなに大きいとは思っていなかった」とNASAに語った。カッシーニがタイタンに接近する機会は年内にあと16回あり、NASAは雲の変化を追跡する方針。



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