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宇宙膨張の謎探る衛星を公開 ESAが来年打ち上げ予定

2007年02月08日

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宇宙背景放射を観測する衛星プランクのイメージ=ESA提供

 宇宙が誕生したビッグバンの名残とされ、宇宙の全方向から降り注いでいるかすかな電波「宇宙背景放射」を観測する衛星プランクを、欧州宇宙機関(ESA)が公開した。08年の打ち上げ予定で、宇宙の正確な年齢や、宇宙の膨張に影響を及ぼしているとされる謎のダークエネルギーの解明などを目指す。

 ESAによると、プランクは米航空宇宙局(NASA)が89年に打ち上げたCOBE、01年のWMAPに続く宇宙背景放射の観測衛星。1.5メートルの主鏡で微弱な電波を詳しくとらえる。1918年にノーベル賞を受賞したドイツ人物理学者マックス・プランクにちなんで名付けられた。

 宇宙背景放射は、約137億年前に高温の火の玉だった宇宙で発せられた光が、宇宙の膨張で引き伸ばされ、波長の長い電波となったもので、宇宙のあちこちから観測される。この電波を詳しく調べることで、宇宙全体のエネルギー構成や年齢などが詳しくわかる。

 ESAは今月中に衛星の組み立てを終え、08年7月にロケット「アリアン5」で南米の仏領ギアナから打ち上げる。



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