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宇宙に輝く「真珠の首飾り」 NASA公開

2007年02月27日

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超新星爆発の跡に輝く「宇宙の真珠」(中央)。爆発で発生した衝撃波が周囲のガスにぶつかり、リング状に光らせている=NASA提供

 大マゼラン雲の中で輝く「宇宙の真珠」を、米ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた。数十の光の粒がリング状に連なって、まるで真珠の首飾りのように見える。米航空宇宙局(NASA)などが22日に公開した。

 今から20年前の1987年2月23日、地球から約16万3000光年離れたこのリングの中心で、星の最期の大爆発(超新星爆発)が観測された。超新星爆発がこれほど地球に近い場所で起こったのは1604年以来で、383年ぶりだった。この爆発で放出された素粒子ニュートリノを世界で初めて観測した小柴昌俊東京大名誉教授は、02年にノーベル物理学賞を受けた。

 爆発に伴って発生した衝撃波が20年後の今、もともと超新星の周囲にあったガスを光らせ、「宇宙の真珠」を浮かび上がらせているのだという。この爆発では、地球の重さの2万倍もの放射性の鉄が周囲に放出された、と推計されている。

 リングの直径は約1光年もある。リングの中でぼんやり光っているのは、放射性のチタンが集まった超新星の残骸(ざんがい)だ。



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