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米5州、温暖化ガス削減で共同プロジェクト

2007年02月27日

 カリフォルニア州など米西部5州の知事は26日、5州内からの温室効果ガスの排出を削減するため、共同プロジェクトを立ち上げることで合意した。ワシントンで開催中の全米知事会議にあわせて発表した。5州は今後6カ月以内に排出量の削減目標を共同で設定。08年8月までに、排出量の上限設定や、排出権取引市場の創設などの具体策をまとめる。

 計画に参加するのは、ほかにアリゾナ、ニューメキシコ、オレゴン、ワシントンの各州。

 カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は「州の力で、国民を気候変動対策へ向かわせることができる。今回の合意は、それを示すものだ」と意義を強調した。

 米国ではニューヨーク州など東部7州が一昨年末に同様のプロジェクト実施で合意しており、これにマサチューセッツ州も加わった8州で、09年から排出削減計画をスタートさせる予定でいる。

 米ブッシュ政権は、温室効果ガスの排出削減目標の設定は「米経済に深刻な打撃を与える」として、一貫して反対している。先進国に排出削減義務を課した京都議定書からも01年に離脱した。しかし、東部に続き、西部でも地域レベルの排出削減対策が合意されたことは、全米の他州の取り組みにも影響を及ぼす可能性がある。

 温室効果ガスの排出と地球温暖化の関係について、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第1作業部会は今月1日、人為的な温室効果ガス排出が要因である可能性が「かなり高い」とする報告書をまとめた。



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