木星の衛星で3火山が同時に噴火 米冥王星探査機が撮影
2007年03月04日
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木星の衛星イオ。北極付近(上)と赤道付近(左)、南半球(影の部分の下の方)の3カ所に噴火が見えている=NASA提供 |
米航空宇宙局(NASA)は2日、木星の衛星イオで三つの火山が同時に噴火している画像を公開した。このうち北極付近のツバシュター火山の噴出物は、290キロ上空にまで達していた。同火山の噴火をこれほど鮮明にとらえたのは初めてだという。
NASAの冥王星探査機ニューホライズンズが2月28日、木星の重力を使った加速に成功した後、イオから250万キロ離れた場所から撮影した。画像には、赤道付近にあるプロメシウス火山、南半球の夜の部分にあるマスビ火山の噴火も一緒に写っている。
イオは直径約3640キロで、地球の月より一回り大きい。太陽系では、地球以外で活発な火山活動が確認されている唯一の天体で、数百の活火山があるとされる。木星の強力な重力を受けて衛星自体がひずみ、このひずみで生じたエネルギーが火山活動の源になっていると考えられている。
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