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Java、外部から攻撃の恐れ 米の公的機関が警告

 【吉田晋、杉本崇】パソコンやスマートフォンで動画やゲームなどを利用するため幅広く普及している米オラクル社製のプログラム言語「Java(ジャバ)」に情報セキュリティー上の弱点があることがわかり、米国土安全保障省などが使用を控えるよう警告を出した。

 Javaを組み込んだ閲覧ソフトで、悪意のあるプログラムが埋め込まれたウェブサイトを閲覧すると、パソコンがウイルスに感染して遠隔操作されたり、パスワードなどが盗まれたりする危険があるという。

 米政府が使用を控えるよう求めているのは最新版の「7」だが、セキュリティー大手トレンドマイクロは「6」以前が安全かどうかを確認中という。

 セキュリティーの専門家は、対策として(1)ウイルス対策ソフトを、Javaの弱点を突くウイルスを検出できる最新版にする(2)動画関係を中心にパソコンが期待通りの動作をしなくなる可能性があるが、Javaを無効にするか削除する、ことを勧めている。

 ウェブサイト(http://goo.gl/QclF5)に、無効にする方法が公開されている。

 ソフトに弱点が指摘されるのは珍しくないが、トレンドマイクロは「実際に攻撃に利用されることが証明されたのに修正ソフトが公開されておらず、今回は緊急度が高い」としており、米政府の警告にもそうした事情があるとみられる。オラクルは公式フェイスブックで「近く修正ソフトを出す」としている。

 セキュリティー会社「ラック」の西本逸郎専務理事は「悪用する側のスピードが速く、対策が十分に追いついていない」と指摘する。

     ◇

 〈Java(ジャバ)〉 1995年に公開された。ウィンドウズやUNIXといった特定の基本ソフト(OS)によらず、動画やゲーム、業務用ソフトを動かすために使われている。日本オラクルのサイトによると、11億台のデスクトップ型パソコンや30億台の携帯電話のほか、ブルーレイディスクプレーヤーに使われているという。動くサイトづくりに多用されるジャバスクリプトは別の言語。名前は、開発メンバーが通っていたカフェの店員のTシャツに書いてあったコーヒー豆の産地に由来するという説がある。

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