「始祖鳥の翼は黒かった」とする解析結果が24日付の科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表される。米独の研究者が化石に残る痕跡を調べてわかった。
研究チームは、1億5千万年前のジュラ紀の化石を使い、羽毛から試料を採取。6カ所からメラノソームと呼ばれるメラニン色素が入った粒を見つけた。うち2カ所を詳細に調べたところ、黒、灰色、白の可能性があり、分析で95%の確率で「黒」であることがわかった。
全身の色や模様は不明だが、国立科学博物館の真鍋真研究主幹は「メラニンは羽毛を補強する働きもあると考えられ、滑空程度か飛行もできたかなど、始祖鳥の羽に関する見方にも一石を投じる結果だ」と話す。