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2012年2月7日7時29分

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ジュラ紀のキリギリスの音色復元 化石に羽、構造分析

【動画】ジュラ紀のキリギリスの音色復元 英など研究チーム

図:音色を復元したキリギリス(想像図)=(C)Liliana Castano−R&Fernando Montealegre−Z拡大音色を復元したキリギリス(想像図)=(C)Liliana Castano−R&Fernando Montealegre−Z

図:音声を復元したキリギリスの羽の化石。下は羽の筋の説明図=米科学アカデミー紀要から拡大音声を復元したキリギリスの羽の化石。下は羽の筋の説明図=米科学アカデミー紀要から

 恐竜と同じ時代に栄えた太古のキリギリスの音色を復元することに、英国、中国などの研究チームが成功した。羽の構造がよく残っていた化石の状態を分析した。今週の米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表する。

 復元に使った化石は、三畳紀後期〜ジュラ紀中期に栄えたキリギリスの仲間のもので中国で保管されていた。羽を広げた大きさが約7センチ。保存状態がとても良く、羽をこすりあわせたときに音を出すギザギザの歯が左側に107個、右側に96個、残っていた。この化石から羽の構造や筋の密度などを電子顕微鏡で観察。現代のバッタやキリギリスと比べて、羽をこすりあわせたときの周波数を調べて、羽の音色を復元した。

 その結果、チッチッチッと小刻みのリズムで、6.4キロヘルツと虫にしては低い周波数であることが分かった。多摩動物公園によると、現代の虫では、カネタタキの音色にそっくりだという。カネタタキは小型のバッタの仲間で、日本各地の生け垣や草むらでよく見られる。

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