2009年6月8日20時8分
厚生労働省は8日、秋以降に新型の豚インフルエンザが国内で大流行する可能性をにらみ、ワクチン製造に必要な米国とオーストラリアからのウイルス株2種類を、国内メーカー4社に向けて発送した、と発表した。準備が整えば、7月にも製造が始まる見通しだ。
国立感染症研究所が、海外の研究所から数種類のウイルス株を取り寄せて検討、米国とオーストラリアの株が製造に適していると判断した。
ワクチンは、予定の製法では鶏の有精卵の中でウイルスを増殖させ、毒性をなくして製品にする。今後、各メーカーはウイルスがどの程度、効率よく増えるかを試す。その上で、より製造に適している方を国が最終的なワクチン製造株として決める。接種が可能になるのは秋以降になる見込みだ。