2011年6月15日19時56分
宇宙航空研究開発機構は15日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から小型の衛星を地球を回る軌道に放出すると、宇宙開発委員会に報告した。和歌山大、福岡工業大、明星電気の3衛星を軌道投入する。
衛星は来年9月ごろ、無人補給船でISSに運ぶ。きぼうからは、宇宙飛行士がロボットアームで衛星を入れた装置をつかみ、宇宙空間に放出する。
衛星は100日ほど地球を周り、大気圏に突入して燃え尽きる。この間、魚眼カメラによる地球の撮影や高速データ通信の実験などをする計画だ。
ロケットで直接打ち上げて軌道投入するのに比べ、貨物として運ぶため、衝撃などの対策が少なくて済むという。