2009年7月5日8時46分
46年ぶりに日本で見られる皆既日食を、鹿児島県の奄美大島から超高精細映像で生中継する公開実験が22日、大阪や京都などである。独立行政法人情報通信研究機構と朝日放送など産学官のグループが共同で実施する。一部の会場は録画だが、申し込めば一般の人も臨場感あふれる皆既日食の映像が体験できる。
皆既日食は地球、月、太陽が一直線に並び、太陽が月の背後に完全に隠れる現象で、奄美大島の現地では、22日午前10時56分前後の約2分間程度見られるという。実験では、ハイビジョンの4倍の高画質で撮影した映像を奄美大島から大阪まで伝送、各会場に配信する。会場では、日食以外にも周囲の天空全体がドームシアターに映し出される。
会場は、朝日放送ABCホール(大阪市福島区)、大阪市立科学館(同市北区)、けいはんなプラザ(京都府精華町)、つくばエキスポセンター(茨城県つくば市)。ABCホールでは録画、つくば会場はハイビジョン映像の上映のみ。いずれも天候にかかわらず開催される。
対象は小学生以上。大阪市立科学館は千円、つくばエキスポセンターは入場料(大人300円、子ども150円)が必要。各会場とも、往復はがきで申し込む。13日必着で応募多数なら抽選。詳細は同機構のウェブサイト(http://klab.nict.go.jp/722.html)か、同機構けいはんな研究所(0774・98・6300)へ。(浅倉拓也)