2009年7月19日15時0分

国際宇宙ステーションに滞在中の若田光一さんが操作するロボットアーム(左)で、船外実験施設(中)が「きぼう」に接続される直前=NASAテレビから

ISSのアームは動かせる範囲が決まっているため、いったん船外実験プラットホームを右手前のシャトルのアームに手渡す。左下のシャトルの貨物室で船外活動しているのはティモシー・コプラ飛行士=NASAテレビから
【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)=東山正宜】国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に日本時間19日午前11時23分、最後に接続が残っていた船外実験施設が取りつけられ、日本初の有人宇宙施設として完成した。ISS計画は84年に米レーガン大統領(当時)が呼びかけ、日本は翌年に参加を決めた。きぼう完成までの24年で約7600億円がかかった。
ISSに滞在中の宇宙飛行士、若田光一さん(45)がロボットアームを操作し、米スペースシャトル・エンデバーで運ばれた船外実験施設をまず、貨物室から取り出した。きぼうに直接取りつけられる位置にはないため、いったんエンデバー側のロボットアームに手渡しし、位置を変えてから再び受け取って、きぼうの先端に取りつけた。
アームを速く動かすと、揺れて衝突したり、アームが折れたりする恐れがあるため、秒速1センチメートル程度の難しい作業で、約5時間半かかった。