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2011年9月21日14時47分

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数百万年の時を経て?洞窟で輝く巨大結晶 メキシコ

写真:メキシコ・ナイカ鉱山にある巨大な石膏結晶。右下の小さな黒い影が人=スペイン・グラナダ大のアレキサンダー・ファン・ドリーシュ氏撮影拡大メキシコ・ナイカ鉱山にある巨大な石膏結晶。右下の小さな黒い影が人=スペイン・グラナダ大のアレキサンダー・ファン・ドリーシュ氏撮影

 長さ10メートルの巨大な石膏(せっこう)(ジプサム)の結晶ができるまで数百万年以上? メキシコ北部・ナイカ鉱山の洞窟にある結晶の成長速度を東北大の塚本勝男・教授(結晶成長学)らの研究チームが測定し、米科学アカデミー紀要に発表した。

 チームは、実験室で洞窟と同じ環境を再現、持ち帰った結晶の一部を成長させた。光を利用してその速度を測ったら、毎秒約10万分の1.4ナノメートル(ナノは10億分の1)であることがわかった。人間の爪の伸びる速さの数万分の1に当たる。

 これまでに測られた石膏の成長速度のうちで最も遅く、洞窟内の温度に近い55度で、結晶が10メートルの大きさになるまでには数百万年以上かかる計算だ。

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