日本産科婦人科学会は5日、妊婦の血液から胎児がダウン症かどうかを調べる新型の出生前診断を計画している医療機関に対し、学会の指針ができるまで始めないよう、求めたことを明らかにした。医療機関側は応じる方針で、検査の開始は当初予定の9月から、早くとも11月中旬以降にずれこむことになった。
学会は、12月中旬までに検査の対象者やカウンセリング態勢を定めた指針を作る。11月中旬にはダウン症関連団体を招き、シンポジウムで意見交換する。
小西郁生理事長は会見で「シンポジウム開催後か、指針ができるまでは検査を始めないよう要請し、了承を得た」と述べた。