じゃんけんで人間に全勝。そんな「じゃんけんロボット」の様子を、東京大学大学院情報理工学系研究科の石川正俊教授が動画サイト「ユーチューブ」で公開したら大人気。3カ月余りで330万を超すアクセスを集めている。
石川教授は、1千分の1秒でカメラに映った物体を識別する高速画像処理を研究している。じゃんけんロボットは、相手の手の形を瞬時に把握し、1千分の1秒だけ後出しする。だから必ずロボットが勝つ。人間の目はその時間差を認識できないため、後出しされたこともわからない。
その様子を6月にユーチューブで公開すると、海外メディアでも取り上げられ、国内外から337万件のアクセスがあった。動画はもともと、高速処理の性能をわかりやすく示すのが目的。「世界中から『すごい』と褒められているようでうれしい」と石川教授は話す。