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2012年10月8日9時1分

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アトピー関与の遺伝子領域発見 理研がゲノム調査

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 アトピー性皮膚炎の発症にかかわる可能性のある八つの遺伝子領域を、理化学研究所などのチームが見つけた。約2万人分のゲノム(全遺伝情報)を調べた。発症のしくみの解明や新たな治療薬の開発につながる成果という。7日付米科学誌ネイチャー・ジェネティクス(電子版)に掲載される。

 チームは国内の患者3328人と患者ではない1万4992人のゲノムを解析した。炎症抑制やビタミンD代謝などにかかわる八つの遺伝子領域のいずれかに特定のタイプをもつと、発症リスクが1.18〜1.40倍高くなることがわかった。そのうち二つは気管支ぜんそくと共通していたという。

 厚生労働省によると、アトピー性皮膚炎の国内患者数は2008年時点で約34万9千人。ステロイド剤などで症状をコントロールすることは可能になってきたが、効果があまりみられない例もあり、治療法の研究が進められている。(武田耕太)

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