|
筋肉が骨に変わる難病「進行性骨化性線維異形成症(FOP)」と闘う兵庫県明石市立魚住中学3年山本育海(いくみ)君(14)と母親の智子さん(39)は8日、交流がある山中伸弥教授のノーベル賞受賞に「よかったね」と手を取り合って喜んだ。育海君は、「(受賞を機に)研究が進み、(治療)薬の開発が早まると思う」と期待を寄せた。
FOPは200万人に1人が発症するとされ、原因不明で治療方法も見つかっていない。育海君は小学5年生の時、自身の病気を「かみさまが出してくれた宿題」と詩で表現した。
育海君は2009年11月に京都大を訪問。「iPS細胞を使ってぼくの病気を治してください」と、山中さんらに直接頼んだ。山中さんは「手探りの状態だけど、頑張ります」と、協力を約束してくれたという。