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【桜井林太郎】今年のノーベル医学生理学賞に選ばれた山中伸弥京都大教授(50)と、同時受賞の英ケンブリッジ大のジョン・ガードン教授(79)が、米サンフランシスコで24日午前(日本時間25日未明)、受賞決定後に初めて顔を合わせた。共同で記者会見に臨んだガードンさんは「彼(山中さん)の仕事のおかげで、私の研究も脚光を浴びた」とほほえんだ。
顔を合わせたのは、サンフランシスコ市内にあるグラッドストーン研究所近くで開かれた「細胞の初期化に関する国際シンポジウム」の会場。グラッドストーンは山中さんが30代前半に留学、科学者としての心構えを教わった思い出の地だ。山中さんが理事長を務める国際幹細胞学会が研究所と共催でシンポを企画、2人の講演はノーベル賞発表前から決まっていた。
山中さんは「約10年前に初めて会って以来、ずっと刺激を受けてきた。私も20年後に彼のようにありたいし、非常に尊敬している。フサフサの髪の毛も含めて、すべてがうらやましい」と笑いを誘った。