打ち上げを半日後に控え、発射台で準備が進む米航空宇宙局(NASA)の次世代ロケット模擬機アレス1―X。今回は人は乗らないが、有人の月探査に使われるロケットとして設計された=26日午後6時55分、米フロリダ州ケネディ宇宙センター、勝田敏彦撮影
【ケネディ宇宙センター(米フロリダ州)=勝田敏彦】米航空宇宙局(NASA)は米東部時間27日朝(日本時間同日夜)、来年退役予定のスペースシャトルの後継となる次世代ロケット「アレス」の模擬機「アレス1―X」を打ち上げる。半日後の打ち上げを控え、夕闇迫るケネディ宇宙センターに巨大な機体が待機、池に雄姿が映し出された。
アポロ計画以来、人類が再び月を目指すことなどに使われる予定のロケットの模擬機。今回の打ち上げは制御や分離の性能確認が目的。宇宙飛行士が最大6人乗る想定だが今回は乗っていない。全長99.7メートルと細長く、落雷を受けやすいため、発射台の周りに、雷を避けるための塔が三つ建設された。
20年ごろに月を目指す計画だが、専門家からはNASAの予算が大幅に足りないと指摘されている。