ロボットアームに捕まれ、ISSを離れたHTV=NASAテレビから
早朝、南西の空に明るい軌跡を描くHTVとISS(15秒間露光)=31日午前5時29分、大阪府河内長野市、熱川英明さん撮影
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運んだ日本初の無人宇宙船HTVが31日午前2時32分、太平洋上空でISSから切り離された。11月2日午前6時半ごろに大気圏に突入し、南太平洋上空で燃え尽きる予定だ。
宇宙航空研究開発機構によると、天候が良ければ突入までは、上空約400キロを飛行するHTVとISSが肉眼で見えそうだという。
東京では1日午前4時20分ごろ、高さ約40度の東南東の空にまずHTVが、1分ほど遅れてISSが現れ、いずれも地平線へ向かって飛ぶ。大阪でも東の空に見えるが、高さは20度ほどしかなく、観察するのは難しそう。一方、沖縄は条件がよく、1時間半後の午前5時50分ごろ、空高くを約2分の間隔をあけて飛行する予定という。
宇宙機構の担当者は「HTVは金色の断熱材で覆われているため、太陽の光が反射しやすい」と話す。見え方の詳細はサイト(http://kibo.tksc.jaxa.jp/)で調べられる。
HTVは9月11日に鹿児島県・種子島から国産の新型ロケットH2Bで打ち上げられた。今後も年1回の頻度で、15年まで計7回打ち上げられる計画だ。(東山正宜)