米航空宇宙局(NASA)が3日、南極のパイン島氷河に見つかった長さ29キロに及ぶ亀裂の写真を公開した。亀裂は広がっており、年末以降、氷河から離れて巨大氷山が誕生する見込みだという。
10月14日に航空機で発見した。幅は平均で80メートルあった。分裂すると氷山になる亀裂の外側部分は約880平方キロで、東京23区の約1.4倍に相当する。10月上旬ごろから兆候が現れた。
パイン島氷河では2001年にも巨大氷山が誕生している。亀裂について、研究チームは「過去もあった自然現象によるもの」として、地球温暖化との関連は否定している。(ワシントン=行方史郎)